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「Gショック」誕生35周年。その進化を体現した“Gスチール”の魅力

国産時計の雄、Gショックが今年誕生35周年を迎えた。時計にタフネスという新たな価値感をもたらし、その魅力は色褪せるどころか、時とともに磨きがかかり、さらに進化を続ける。

カーボンベゼルを纏ったアナログ時計、Gスチールこそその証左だ。そこには年を重ねたからこそ味わえる、本物に対する満足がある。

年を重ねて変わったこと、それでも変わらないこと
オーシャンズ世代にとってGショックが歩んできた35年という歳月は、自身の年齢も重なり、より感慨も増すことだろう。オーデマピゲ 時計修理言うまでもなくこの間、考え方やものの捉え方、そして好みも変わった。

例えば、ファッションにしてもそうだ。


白T、ダメージジーンズ、スニーカー。ネイビーブレザーを肩肘張らずにさらりと着こなす。若々しさと大人っぽさが同居する、そんな感性を大切にするOC世代だからこそ、持ち味であるタフネスに洗練を纏った新作のGスチールがよく似合うのだ。ジャケット7万5000円/サイベーシックス(マスターピースショールーム 03-5414-3385)、Tシャツ6000円/ペイデイ(ハンドイントゥリーショウルーム 03-5775-7813)、その他私物
若かりし頃は苦手だったネイビーのブレザーがどこかしっくりきたり。高級素材の魅力を知って、仕立てや縫製などディテールにもこだわり始めるようになった。

だがその一方で、白いTシャツやジーンズ、スニーカーも手放せない。それはこの年になったから理解できる滋味であり、時代によって変わることのない、価値感や機能美への憧れだろう。

そしてそんな円熟と青さ、瑞々しい感性を併せ持つことが年を重ねていくことの特権であり、これを成長という。

だからこそ同じ時代を歩んできたGショックの中でも、ハイエンドな最上位モデル、Gスチールに心惹かれる。それはブランドのデビュー作、DW-5000Cが確立してきたギアとしての佇まいや在り方、タフネスの基本理念をそのまま受け継ぎ、見事な成長を遂げているからだ。

これからの時をともに重ねていく存在として。



SS×樹脂ケース、53.8mm幅、クオーツ。8万円/Gショック(カシオ計算機 03-5334-4869)
メタルケースにカーボンベゼルを纏ったスタイルは精悍で高級感ある機能美を感じさせる。

シックなアナログの針表示ながら、Bluetooth通信によるモバイルリンク機能をはじめ、先端技術が実現する現代的な実用性を備えている。OC世代の等身大のライフスタイルに寄り添う時計だ。

決してノスタルジーに浸るのではなく、今の自分に相応しい新たな本物を手に取りたい。そんな本音に応えるのがGスチールだ。成長を続ける、これからの時をともに重ねていくには理想の相棒であろう。