マリンクロノメーター(船時計)とデッキウォッチ(船時計の時刻を合わせるための甲板時計)の総称がオブザベーション・ウォッチで、“Observation”のドイツ語が“Beobachtungs”なため、ドイツでは「B-watches(B‐Uhr)」とも呼ばれたのだが、過酷な条件下でのタフさや正確さから、やがて時計の活躍舞台が"航海"から"飛行機”へと進化していくにあたっても、「B-Uhr」というこの呼称と分類法は引き継がれ、現在も広く愛好家がいる、第二次大戦下のパイロット・ウォッチ(空軍時計)が、B-Uhrと呼ばれるのは、その歴史によるのである。
そのB-Uhrの"元祖 of 元祖"ともいうべき、マリンクロノメーターをオマージュしたグラスヒュッテ・オリジナルの名機「セネタ・クロノメーター」。2009年の初出から11年を経た今もなおマニアの熱い支持を受け、この2020年にも新作として、トータル25本という希少モデルが登場した。 まずはそのプレスリリースからの紹介!!
グラスヒュッテ・オリジナルのセネタ・クロノメーター - リミテッド・エディションを見ると、過去の名高いグラスヒュッテのマリンクロノメーターの記憶がよみがえります。オメガ時計 アンティークこの世界25 本限定の傑作は、新しくデザインされたホワイトゴールドケースに収められ、歴史的なマリンクロノメーターに特徴的な凹形のベゼルが採用されています。
19 世紀と20 世紀の非常に精密なクロノメーターと同様、このクロノメーターも、定評ある歩度の正確さ、完璧な視認性、比類ない美しさによって群を抜いています。